長男の成長
今年、長男が小学校の卒業を迎えました。
この12年間は私達夫婦は長男の成長と共に過ごした人生でした。これからも続いていく人生の軌跡ですが、小学校卒業という一つの節目を無事に迎えることができました。初めての育児で初めての教育。思えば手探りの12年間でした。
長男が3歳くらいになるまでは、私達夫婦共に平均睡眠時間が2時間くらいしかなく、とても大変だったのを覚えています。一日中泣いているイメージしか今はありません。。。言葉の話し始めも遅く、歩き始めも一人よりも遅い。とてもマイペースな子供だったと記憶しています。それが保育園に入る直前。急激に成長を始めました。絵やバスケ、音楽。色々な事に興味を持つようになり、私達夫婦のどちらにも似ていない感性を持っていました。
私が親として伝えられる事柄の一つに、「勉強との向き合い方」がありました。「勉強は何のためにするのか」それは、将来やりたいことが見つかり、それを仕事にしたいと思った時。それがどんなジャンルであっても実現するためだと伝え続けました。
ゲームクリエイターになりたいのなら、作るための基礎知識として算数が必要。色々な人と相談しながら作るのだから、国語と英語は必要。そして沢山の人が面白い!と思うゲームを作るためには、難しいことを面白おかしく表現する方法が必要。
長男が小学一年生になった時から、ずっと勉強との向き合い方を伝え続けていました。
そして3月18日。卒業式の朝。長男から手紙をもらいました。
そこに書かれていた言葉それは、「勉強が楽しい」という言葉でした。
親の愛は無限、という言葉がありますが子供の親に対する愛情も無限だと感じました。私達は社会活動をする上で、何かの承認を得なければ活動し続けることはできません。「誰の助けにもなっていない」こういう状況で活動をし続けることはできないようになっています。
それは育児においても同じことが言えると思います。
子供の成長そのものが、私達が子供に向けた愛情が具現化したもの。
そんな風に感じることができた卒業式でした。
色々なものに興味があり、取組みたいと思う性格です。
長男の成長