私の自慢話

私の自慢話をひとつ。
一緒に暮らしている孫がひとりいます。現在、大学2年生の男の子です。長男夫婦の子です。
ひとりっ子の孫は両親が忙しかったことから、いわゆる「ジジババ頼み」で成長しました。

小さい頃は買い物に連れていったり、近くの公園に遊びに行ったり、自転車に乗れるようになるまではつきっきりでした。小学校へあがると日曜日のたびに二人で自転車ででかけました。ふきのとうを採ったり、たけのこを掘ったり、季節を満喫していました。夏休みの宿題の自由研究・読書感想文は教えながらいつの間にか私の宿題に移行していました。
中学・高校は部活の送迎・応援にあけくれました。
私が自分の子どもにできなかった事を今、している。させてもらっている。そんな風でした。
ですから、どちらかというと友達感覚です。
今でも、わからない事があるとすぐメールしてくるし、なんでも話しをしてきます。

そんな彼が小学2年生の時です。
ある人から、
「お家の中で一番好きな人は誰かな?」
と問いかけられます。
彼はすかさず、
「おじいちゃん!」
と。
「どうしてかな?」
「おじいちゃんは、いっつもいっつもやさしい!」
と。答えるではありませんか!
そばでこのやりとりを聞いていた私は嬉しくなりました。そして良く見ているな。と。
指名されたから嬉しい訳ではありません。
“いつもいつも” ではなく “いっつもいっつも” 
です。この2つの “っ” の中に彼の強い思いを読み取ります。
まわりにもやさしくしてくれる人はいます。
ただ、機嫌の良い時限定感は否めません。
私は、どんな時もそう有りたいと意識して人と接しています。孫に対してだけではありません。
一番身近に居る彼からそういった評価を受けたことに対して、
想いは伝わると確信しました。

管理的業務従事者
投稿時の年齢:70
千葉
投稿日時:2022年10月23日
ドラマの時期:
2010年
--月
--日
文字数:780

筆者紹介

現在70歳の高齢者です。現役時代は「家庭を守る」「家族を守る」という大義名分の中で埋没していた自己が今自由自在に飛び回っています。仕事もしていますが、やりたいように、言いたいように活きています。
出会いを大切にしています。人と大いに絡みながら高め合っていけたら素晴らしいと考えます
それは家族であり、友達であり、仕事関係の人であったり、老いてからの知人もいます。
関わることで、何らかの力になったりなってもらったり寄り添える人間関係でいたいと思います。
趣味は掃除です。特に浴室の掃除は一年365日欠かしたことはありません。基本は化学的手法より物理的手法を好みます。結果としてよりきれいになることより、耐久性を重視します。それは薬液処理よりもこすり洗いの方が壁・床・浴槽の変色等のリスクが少ないという事です。
発端は、リタイア後、妻の喜ぶことをしようとして思い立ったのがこれでした。妻はお風呂好きで毎日の楽しみとしています。長い間お世話になった恩返しにせめてきれいなピカピカ?の
お風呂に入れてあげたいとの想いでした。

私の自慢話

私の自慢話をひとつ。
一緒に暮らしている孫がひとりいます。現在、大学2年生の男の子です。長男夫婦の子です。
ひとりっ子の孫は両親が忙しかったことから、いわゆる「ジジババ頼み」で成長しました。
小さい頃は買い物に連れていったり、近くの公園に遊びに行ったり、自転車に乗れるようになるまではつきっきりでした。小学校へあがると日曜日のたびに二人で自転車ででかけました。ふきのとうを採ったり、たけのこを掘ったり、季節を満喫していました。夏休みの宿題の自由研究・読書感想文は教えながらいつの間にか私の宿題に移行していました。
中学・高校は部活の送迎・応援にあけくれました。
私が自分の子どもにできなかった事を今、している。させてもらっている。そんな風でした。
ですから、どちらかというと友達感覚です。
今でも、わからない事があるとすぐメールしてくるし、なんでも話しをしてきます。
そんな彼が小学2年生の時です。
ある人から、
「お家の中で一番好きな人は誰かな?」
と問いかけられます。
彼はすかさず、
「おじいちゃん!」
と。
「どうしてかな?」
「おじいちゃんは、いっつもいっつもやさしい!」
と。答えるではありませんか!
そばでこのやりとりを聞いていた私は嬉しくなりました。そして良く見ているな。と。
指名されたから嬉しい訳ではありません。
“いつもいつも” ではなく “いっつもいっつも” 
です。この2つの “っ” の中に彼の強い思いを読み取ります。
まわりにもやさしくしてくれる人はいます。
ただ、機嫌の良い時限定感は否めません。
私は、どんな時もそう有りたいと意識して人と接しています。孫に対してだけではありません。
一番身近に居る彼からそういった評価を受けたことに対して、
想いは伝わると確信しました。
管理的業務従事者
投稿時の年齢:70
千葉
投稿日時:
2022年10月23日
ドラマの時期:
2010年
--月
--日
文字数:780

筆者紹介

現在70歳の高齢者です。現役時代は「家庭を守る」「家族を守る」という大義名分の中で埋没していた自己が今自由自在に飛び回っています。仕事もしていますが、やりたいように、言いたいように活きています。
出会いを大切にしています。人と大いに絡みながら高め合っていけたら素晴らしいと考えます
それは家族であり、友達であり、仕事関係の人であったり、老いてからの知人もいます。
関わることで、何らかの力になったりなってもらったり寄り添える人間関係でいたいと思います。
趣味は掃除です。特に浴室の掃除は一年365日欠かしたことはありません。基本は化学的手法より物理的手法を好みます。結果としてよりきれいになることより、耐久性を重視します。それは薬液処理よりもこすり洗いの方が壁・床・浴槽の変色等のリスクが少ないという事です。
発端は、リタイア後、妻の喜ぶことをしようとして思い立ったのがこれでした。妻はお風呂好きで毎日の楽しみとしています。長い間お世話になった恩返しにせめてきれいなピカピカ?の
お風呂に入れてあげたいとの想いでした。