スポーツは意外と楽しい

私は趣味の一環で市民マラソンに出場するほどスポーツ、特に走ることが大好きだ。

しかしながら、これは幼少期から続くものではない。むしろ、小学校までは運動が嫌いだった。幼稚園時代は毎日のように転んで膝を擦りむき、小学校時代はマラソン大会で最下位を取り、悔しくて泣いたことを今でもよく覚えている。

そんな私の転機ともいえるのが、中学校の部活動であった。入学当初は文化系の部活に入る予定だったが、小学校時代からの親友に誘われるがままバドミントン部に入ることになったのだ。

私の通っていた中学では、バドミントン部は練習が厳しいことで有名、陸上部並みの走り込みがあると言われていたほどだった。実際に練習が始まると、元々体力のない私は到底みんなについていけず、居残りでメニューをこなす日々。何度も入部を後悔し、何度も辞めようと思った。

それでも、親や友人に励まされ、続けること1年。中学2年になったある日、突然いつもの走り込み練習が楽に感じるようになったのだ。それだけではない。バドミントンの勝率もぐんぐん上がり、さまざまな大会に出場できるようになった。

まるで霧が晴れたかのように、持久力・バドミントン技術ともに体の芯から習得したこの感覚は、とても不思議で気分が良かったことを思い出す。

それからというもの、私は走ることもバドミントンの試合をすることも楽しくて仕方がなかった。真面目に練習していれば、結果は何らかの形で付いてくる。この言葉を胸に、中学3年の総体で私のバドミントン競技は集大成を迎えた。

当時のことを振り返ると、私の中学校生活はこの部活動のおかげでとても充実していた。部活動を通して知ったスポーツの楽しさ、走ることの快感は、30歳を超えた今でも私の生活を豊かなものにしてくれている。

そして何より、「何事もやってみなければ分からない」ということを学ぶことができた。
「自分には合わないかも」
「難しそうだからやめておこう」
そう言い訳をして楽な方へ逃げる自分はもういない。

限りある人生だからこそ、これからも新しいことにチャレンジし続け、楽しさや難しさ、さまざまな物事の良いところを見つけていきたいと思う。

主婦
投稿時の年齢:31
千葉
投稿日時:2023年02月26日
ドラマの時期:
2004年
4月
--日
文字数:926

筆者紹介

はじめまして!
私は2人の男の子を育てる30代の主婦です。
普段は育児に追われながらも、趣味のお菓子・パン作りや出産を機に始めたライター業を楽しんでいます。

これまでの人生、様々な成功・失敗を経験してきましたが、その度に思うことは人との関わりの大切さです。
人はひとりでは生きていけないからこそ、私は一期一会を大切にしています。

スポーツは意外と楽しい

私は趣味の一環で市民マラソンに出場するほどスポーツ、特に走ることが大好きだ。

しかしながら、これは幼少期から続くものではない。むしろ、小学校までは運動が嫌いだった。幼稚園時代は毎日のように転んで膝を擦りむき、小学校時代はマラソン大会で最下位を取り、悔しくて泣いたことを今でもよく覚えている。

そんな私の転機ともいえるのが、中学校の部活動であった。入学当初は文化系の部活に入る予定だったが、小学校時代からの親友に誘われるがままバドミントン部に入ることになったのだ。
私の通っていた中学では、バドミントン部は練習が厳しいことで有名、陸上部並みの走り込みがあると言われていたほどだった。実際に練習が始まると、元々体力のない私は到底みんなについていけず、居残りでメニューをこなす日々。何度も入部を後悔し、何度も辞めようと思った。

それでも、親や友人に励まされ、続けること1年。中学2年になったある日、突然いつもの走り込み練習が楽に感じるようになったのだ。それだけではない。バドミントンの勝率もぐんぐん上がり、さまざまな大会に出場できるようになった。

まるで霧が晴れたかのように、持久力・バドミントン技術ともに体の芯から習得したこの感覚は、とても不思議で気分が良かったことを思い出す。

それからというもの、私は走ることもバドミントンの試合をすることも楽しくて仕方がなかった。真面目に練習していれば、結果は何らかの形で付いてくる。この言葉を胸に、中学3年の総体で私のバドミントン競技は集大成を迎えた。
当時のことを振り返ると、私の中学校生活はこの部活動のおかげでとても充実していた。部活動を通して知ったスポーツの楽しさ、走ることの快感は、30歳を超えた今でも私の生活を豊かなものにしてくれている。

そして何より、「何事もやってみなければ分からない」ということを学ぶことができた。
「自分には合わないかも」
「難しそうだからやめておこう」
そう言い訳をして楽な方へ逃げる自分はもういない。

限りある人生だからこそ、これからも新しいことにチャレンジし続け、楽しさや難しさ、さまざまな物事の良いところを見つけていきたいと思う。
主婦
投稿時の年齢:31
千葉
投稿日時:
2023年02月26日
ドラマの時期:
2004年
4月
--日
文字数:926

筆者紹介

はじめまして!
私は2人の男の子を育てる30代の主婦です。
普段は育児に追われながらも、趣味のお菓子・パン作りや出産を機に始めたライター業を楽しんでいます。

これまでの人生、様々な成功・失敗を経験してきましたが、その度に思うことは人との関わりの大切さです。
人はひとりでは生きていけないからこそ、私は一期一会を大切にしています。